chicacu

チカクの発見。チカク研究所

できないことのチカクに

なにかができるようになるプロセス

と、

なにかをできるようにするプロセス

というのは、似ているようで全く異なる。



目的地があるか、ないか。

目的に対して能動的か、否か。



遠いものほどプロセスは見えにくいし、

一人ではなく複数の人がいなければ成り立たない

プロジェクトにおいて同じ目的地に向かうときの

プロセスの可視化の難度と道案内の責任たるや。



さておき、

車に乗らないので、リアルな道案内ができず、

苦労したときに聞いた言葉。

道案内はいつも判断の積み重ね。

右か、左か、適切なタイミングで

言えなければ正面衝突で事故る。

間違えたら謝りや、

次の判断に責任をもって

目的地まで繋ぎ直せばよい。



ちなみに、

英語では道案内を

directionと言うらしいよー。



今日はサンキューの日。

directionの奥深さを教えてくれた

チカクの人にサンキュー!



2017.03.09
チカク研究所 所長 なおい

駅のモザイク画キャンペーンに参加できる確率

ある日、駅に着くと、
大きなキャンバスに
ペットボトルの蓋をはめるだけ!
っていう「モザイク画の素」があった。

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何きっかけだったのか。
この「素」が生まれるまでの経緯に
想いを馳せながら、
度々こんなサプライズをしてくれる
我が地元の駅員の方を誇りに思っている。
ベッドタウンだからこそ、
駅員は朝も夜も大変だと思う。
仕事に出られるのも、彼らのお陰様なのだ。
ありがたい。

なんとか、キャップの一個くらい、
参加できるんじゃないかなーと、
思ってはいるのだけど、
いやいや、これが結構確率が低いのです。

駅に入るタイミングでは
おおよそ買ったばかりのペットボトル、
蓋なんて置いていけるわけがない。

じゃ、帰り際と思うと
あまり水分を取らない私は
500ミリを飲み干せずに
家路につく。

蓋はいつまで経ってもとれない。

世の中のどれだけの人が
こう、運良く、ポスッと蓋をはめられるのか、
もう、企画者がその瞬間に立ち会えたなら、
なんかこの作品はそれでいい気がした。


キャップを家で貯めるという
邪道なことは私はしない。


いつまで経っても未完成のまま、

いつまで経っても奇跡を待っている。


2017.01.30
チカク研究所 所長 なおい

唐辛子のストラップをつけた男の心理

唐辛子のストラップが小刻みにゆれている。

ガタン、ゴトン、ガタン、、、

 

電車に合わせて、男の手の動きに合わせてゆれている。

 

お土産屋さんでよくみる

あのじゃらじゃらと、主張の強い唐辛子のストラップ。

可愛いけど買おうって気分にはなかなかならない。

自分にも、知り合いにも。

 

そんなわけで、なぜ、

目の前の男の携帯に

唐辛子のストラップが装着されることになったのか

考えてみた。

 

年は40歳ほど。

毎日使う携帯につけるというなんとも大胆な発想は

おそらく、毎日それをつけていることを誰かに見せる必要性があるからだ。

最近友達と横浜中華街に行ってきたのよ、と嬉しそうな顔をする

妻からのお土産を断ることができずに、

そのまま「毎日使う物につけてみて、厄除になるから」とかだろうか。

いや、旦那に唐辛子を送る妻ってどうなのだ。

夫はよほどの辛党なのか。

 

あるいは重要なプロジェクトの成功祈願のために

自分で買ったのだろうか。

 

うーん、自分で買うなら、

わざわざ頻繁にいじる携帯に

つける必要はなかったのではないか。

重い。し、目立つ。っていうか、すげー目立つ。

 

ウンウン考えていると。

男が立ち上がった。

 

一瞬自分の目を疑う。

携帯をいじっていた手が彼の腰元にある黒いカバンに伸びる。

すると、そこにも

 

「唐辛子のストラップ。。。」

 

車中で様々な憶測をしてみたけど、

きっとおそらく全部外れている。

 

たぶん、

好きなんだ。唐辛子が。

たぶん。

 

やたらと唐辛子をアピールしてくる男が

あまりにもショックだったので、

帰り道、唐辛子について調べた。

 

hamarepo.com

 

"中国では、唐辛子は魔除け・厄除けとして用いられている。"

"一店舗につき数百種類、中華街全体では

数千種類はあると思われるストラップの中から、

パーソナリティーにあわせた1本を選択できる"(記事本文より引用)

 

へー、あれ、そんなに種類とか意味とかあったんだ。。。

唐辛子男の心理も含め、世の中わからんもんだな。

 

 

2017.01.27

チカク研究所 所長 なおい

揚げ足の裏側にいつのまにかできたマメ見つける

できること、やりたいことを
放ってばかりではなく
気づいたこともチラホラ書こう。

たまたま読んでたトランプさんの記事。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/012000544/?ST=smart

いいね!の解析で個人の心理情報を解析できるとある。
怖いねー。


でもでも、、、記事をよく見る。


“2カ月以内に2人が別れる確率も50%の的中率で予想できる‘’(記事本文より)


これは、へぇ!と驚くことなのか。
どういう感情で読んだらいいんだろう。
二分の一の確率ならまだ直感のほうが鋭い気もする。


とか、揚げ足をとろうとした。けど。


それでもこういうことを本気でわかろうとする
人間って面白いなと思い直して、
知らずのうちに揚げ足の裏側で
凝り固まった自分のマメを取ることにした。


まぁ、誰もが
装うことすら簡単だから
なんとも言えないけどね。


2017.01.26
チカク研究所 所長 なおい

チカク研究所でできること、その6

「海外の友達とセッション」



まぁお子ちゃまみたいな夢も

ひとつくらいは叶えたって

バチは当たらんだろう。

この手軽さが売りです。



便利な世の中に感謝して

音楽のあふれる夜の本屋に

皆さんをご招待したいなと思うわけです。



楽器できる人がいたら、

今のうちにアピールしておいてね。



さておき、3日前の日曜

大切な友達と約束したんだった。

Stand by me、ギター練習しなきゃな。

今日は爪を切ろう。



2017.01.25
チカク研究所 所長 なおい

チカク研究所でできること、その5

「インバウンドとの情報交換で地域を離れる」



なんにせよ、目的のない地域でワイワイが

私は嫌いだ。

だから、

埼玉が好きだから「CHICACU」をやるのかって

聞かれたら、答えは全然違う。

東京に出て埼玉を一度離れてみたけど

ますます埼玉が「好き」ではない。

でも、ここ「が」好きな人がいる。

その感性に惹かれる。

私のチカクでは、

認識することのできない魅力ってなんだ。

わからないものに惹かれる。

対象は「チカク」。



わかろうとするときが、

一番おもしろい。



そこには普遍性があるはずで、

ある時、ふと、

チカクに外国人という感性がいてほしいと思った。

その人の感性で、

見えてくる埼玉には興味がある。



異国の感性が与えてくれた驚きに

共感したら、遠慮なく、

埼玉なんて言わず、日本を出たい。

チカクの驚きの理由を確かめる。

そんなふうにチカクは遠くと繋がることに、

ドキドキしていたら、きっと楽しい。


2017.01.24
チカク研究所 所長 なおい

チカク研究所でできること、その4

「埼玉県内の司書コレクティブの育成」
「地域知財を有効活用するための収集活用法の考案」



埼玉には面白い人がたくさんいてるので

地域財(モノもヒトも)を

効率よく発信するためにも

情報をどう集めて、どう保存し、活用するのかが重要。



そういうことを考えるのは

とても楽しい。

いくつかのアイデアを早くもためそう。



・街の歴史を探求したい

・地図や統計に目がない

・職人や研究者の話を聞くのが好き



そんな大学生、高校生、中学生がいたら

(あるいはそんな子供のような

ありったけの好奇心を持ち合わせた

素敵な大人がいたら)

一緒に身近なところから取材をしようではないか!



1000年前の物語や、

風土記などの記録を通して、

誰かが残した過去の風景を、

今も読むことができていることに感動するよ。



2017.01.23
チカク研究所 所長 なおい