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チカクの発見。チカク研究所

駅のモザイク画キャンペーンに参加できる確率

ある日、駅に着くと、
大きなキャンバスに
ペットボトルの蓋をはめるだけ!
っていう「モザイク画の素」があった。

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何きっかけだったのか。
この「素」が生まれるまでの経緯に
想いを馳せながら、
度々こんなサプライズをしてくれる
我が地元の駅員の方を誇りに思っている。
ベッドタウンだからこそ、
駅員は朝も夜も大変だと思う。
仕事に出られるのも、彼らのお陰様なのだ。
ありがたい。

なんとか、キャップの一個くらい、
参加できるんじゃないかなーと、
思ってはいるのだけど、
いやいや、これが結構確率が低いのです。

駅に入るタイミングでは
おおよそ買ったばかりのペットボトル、
蓋なんて置いていけるわけがない。

じゃ、帰り際と思うと
あまり水分を取らない私は
500ミリを飲み干せずに
家路につく。

蓋はいつまで経ってもとれない。

世の中のどれだけの人が
こう、運良く、ポスッと蓋をはめられるのか、
もう、企画者がその瞬間に立ち会えたなら、
なんかこの作品はそれでいい気がした。


キャップを家で貯めるという
邪道なことは私はしない。


いつまで経っても未完成のまま、

いつまで経っても奇跡を待っている。


2017.01.30
チカク研究所 所長 なおい